初心者でも簡単!レンジ取引

トレンドが発生している状態とトレンドが発生していない状態ではどちらがハイローでは取引しやすいだろうか。人それぞれ好みがあるので絶対とは言えないが、トレンドが発生していないレンジ状態でも取引がしやすいのがハイローの特徴である。FXではトレンドが発生していないと値幅が取れないため取引がやりにくいのと違い、ハイローではトレンドが発生していなくても利益を伸ばせる。今回は初心者でも簡単にできる、トレンドが発生していない時にハイローで勝つための手法を紹介したいと思う。

 

トレンド発生していないことを見極める

 まずはトレンドが発生しているかどうかを見極めることが大事である。トレンドが発生しているときにトレンドが発生していないときの手法を使うと大変なことになるかもしれないからだ。見極める方法としてはいくつかあるが、まず始めに僕自身、見るのが分かりやすかったボリンジャーバンドの広がり方を紹介する。チャートでボリンジャーバンドのテクニカルを使用して、5分足(短時間ハイローのとき。何分足を適用するかは判定時間までのスパンにより変わってくる)でボリンジャーバンドが広がっているときはトレンドが発生する可能性が高くなってくる。狭まっているときはトレンドが発生していない可能性が高い。

 また、ボリンジャーバンドのミドルが一方方向に傾き続けていないことも確認する。一方方向に傾いている場合はジリジリと動くトレンドが発生している可能性が高くなる。

 次に、時間帯をチェックをしよう。市場参加者が変わるタイミングや何かイベントがある際にはトレンドが発生しやすくなってくる。時間帯の特徴をつかんで、トレンドが発生しやすい時間帯でないことを確認しておく。時間帯の特徴については前記事を参考にしてほしい。

iijyan141-high-low.hatenablog.jp


レンジを見極めて取引をする

 トレンドが発生していないと判断したら次はレンジを確認する。トレンドが発生してないときはレートはヨコヨコに動くので、上がれば下がる、下がれば上がるを繰り返し、一定のレンジの範囲内で動くことが多くなる。そのレンジを見極めることができれば、勝率の高い取引ができるようになる。

 レンジを見極めるために、過去のレートの動きを長めに見てみる。ハイロー業者提供のTickチャートだけでは限界があるため、ローソク足チャートが見れるサービスを使い5分足などで長めにレートの動きを確認し、どの範囲内で動いているか確認する。

 レンジを見極めることができたら、レンジの上限近くではLOWを、レンジの下限近くではHIGHを注文するということを繰り返していく。これだけで、トレンドが発生していないヨコヨコのレートではかなりの勝率が出せるはずだ。場合によっては両建てすることも可能なのだ。


注意点はレンジを抜けたらすぐあきらめること

 トレンドが発生していない状態はいつかは終わる。この手法を使うときに気をつける必要があるのは、ンジを抜けたらこの手法をすぐにあきらめることである。トレンドが発生し始めているのにこの目線で取引を続けると、トレンド発生状態で逆張りをすることになり、勝率はどうしても低くなってしまう。


タイミングを待つことが大事

 こういった相場は狙って出てくるものではない。こういった相場に出くわしたときに見極めて逃さないことが大事になるのだ。比較的相場が閑散として取引が活発ではないようなときにヨコヨコ相場は訪れやすいため、「もしかしたらくるかも」というくらいの気持ちで頭の片隅においておくと良いだろう。そして、この相場が来るとかなりの取引量を出せ、勝率も高いため非常にオイシイ状況なのである。